タテヨコなBeauty&Bodymake blog

美容系と身体系に関する記事を綴っていきます。

男の化粧水の正しい使い方【メンズ必見】

メンズスキンケアの基本でもある化粧水の使い方について解説

「そもそも化粧水って本当に必要?」「何を買ったらいいの?」などよくある疑問も解決

目次

  • 1 そもそも化粧水とは?効果・役割を知ろう
    • 1.1 化粧水の約8割は水でできている
    • 1.2 メンズの保湿は化粧水だけでは不十分の場合も
  • 2 【簡単】オトコの化粧水の使い方
    • 2.1 手順①:洗顔後なるべく早く化粧水をつける
    • 2.2 手順②:量はケチらず使おう
    • 2.3 手順③:顔の内側から外に向かって塗る
    • 2.4 手順④:カサつきが気になる部位があれば付け足す
  • 3 何を買えばいい?メンズ化粧水の選び方
    • 3.1 【初心者】テスター&サンプルで試して選ぶ
    • 3.2 【中級者】「年齢」「肌質」「肌悩み」3つの軸で選ぶ
    • 3.3 【上級者】成分から自分の肌に合うものを選ぶ
  • 4 メンズ化粧水の使い方に関するQ&A
    • 4.1 化粧水はいつ使うのが正解?
    • 4.2 安い化粧水より高い化粧水のほうが効果がある?
    • 4.3 「薬用」の化粧水は薬と同じ?
    • 4.4 男性が女性用の化粧水を使うのはアリ?
  • 5 まとめ:化粧水を正しく使って清潔感ある男を目指そう


そもそも化粧水って?効果・役割を知る

 

「化粧水は肌を保湿するものじゃないの?」と体感的に理解していても、実際どんな働きをするかのを分かっている方は少ないかと思います。

結論からいうと、化粧水の役割は以下のとおり。

  • 肌に水分を与える
  • 肌を整える
  • 乳液やクリームの浸透を助ける

つまり化粧水は、肌に水分を与えてうるおいのある肌に整える重要な役割を担っています。

男性肌は女性肌に比べて水分量が1/2~1/3程度、水分蒸散量が2倍以上になることがわかっており、放っておくと乾燥や肌あれの原因になる可能性があります。

 

 

化粧水を塗ることで肌のモイスチャーバランスが整い、トラブルが起こりにくい肌をキープすることができます

化粧水の約8割は水

少しショックな話に感じるかもしれませんが、化粧水成分のうち80~95%は水なのです。

ほぼ水なら塗らなくても同じと思いたくなるところですが、このたった5~20%の中で無数にある成分の組み合わせによって用途や、使用感が全く変わるのが化粧品の面白さでもあります。

1%の配合量でも、化粧品の使用感を大きく作用したり、効果的に働く成分は多数あります。例えば、化粧水にとろみをつけたり、香りづけをしたりする成分は1%未満の配合量でも十分に差が出てきます。

 

ぜひいろんな化粧水に触れて、比べてみたり、違いを感じてみるのもいいでしょう。

メンズの保湿は化粧水だけでは不十分な場合も。

よく「化粧水だけで保湿できますか」という質問を受けるんですが、基本的には乳液やクリームも使うのがいいでしょう。

乳液やクリームを塗ることで肌表面にうるおいを逃しにくくするベールができ、カサつきも感じにくくってきます。

メンズスキンケア初心者の場合、まずは「化粧水」「乳液」この2つを持っていればOK。余裕のある方は、空気が乾燥する冬場用にクリームを1つ持っておくとさらによし。

乳液は、化粧水とクリームの間くらいの使用感でみずみずしく、肌になじみやすいのが特徴。

逆にクリームは、乳液と比べるとやや重く感じるものの、油分を補う効果が高く、エモリエント効果も高いので冬場におすすめ。

オトコの化粧水の使い方

 

普段何となく化粧水をつけているという方は多いと思いますが、実はちょっとしたコツを覚えておくことで、うるおいの感じ方が全く変わってきます。

 

 メンズ化粧水の正しい使い方

  • 洗顔後なるべく早く化粧水をつける
  • 量はケチらないこと
  • 顔の内側から外に向かって塗る
  • カサつきが気になる部位があれば付け足す

それぞれのポイントを深堀りしましょう。

手順①:洗顔後なるべく早く化粧水をつける

洗顔後の肌というのは、実はとてもデリケートなので、すばやく化粧水を塗って肌コンディションを整えてあげることが大切。

 

 

入浴後についても、10分以内にスキンケアで保湿すると肌が乾燥しにくくなるという報告も。

化粧水は、時間をかけすぎず「すばやく」「丁寧に」を心がけるといいでしょう。

手順②:量はケチらず使おう

化粧水の適量はおおよそ100円玉大~500円玉大。

 

もったいないからといって、ちょびちょび使いは効果が半減してしまう場合があるのでNGです。

また、肌表面の角層が吸収できる水分量にも限界があるので、必要以上につけても効果は変わらないので注意するように。

手順③:顔の内側から外に向かって塗る

手のひらに適量の化粧水をとったら、顔の内側から外側に向かって伸ばしましょう。

 

 

化粧水を塗るときは、パンパンと顔を強く叩いたり、ゴシゴシ擦ったりしてはダメ!赤ちゃんに触れるようなイメージで手の力は抜いて行いましょう。

手のひら全体を使い、優しく押さえるようになじませていくと顔全体がみずみずしく仕上がります。

手順④:カサつきが気になる部位があれば付け足す

男性の場合、目元や口周りが乾燥しやすいため、カサつきが気になる方は化粧水を付け足してみましょう。

手で顔全体を触れたときにしっとり感や、みずみずしさを感じられたら肌をうるおっているということです。

 

 

化粧水で十分にうるおいを与えたら乳液も同じように塗っていけば完了。

・化粧水はすばやく丁寧につけること

・量はケチらず適量で使うべし

・顔をパンパン叩く、ゴシゴシこすり塗りは美肌から遠のく

・乾燥が気になる部位は付け足しOK

 

 


 

 

 

何を買えばいい?

 

いざスキンケアを始めようと思ってもまず最初にぶつかるのが「何を買っていいのかわからない」という問題。

そこで今回は、スキンケアにあまり馴染みがない男性に向けて「初心者」「中級者」「上級者」の3段階に分けた選び方をご紹介。

とてもシンプルな選び方ですが、大外れもしにくい方法だと思うので、ぜひ参考にしてみては。

【初心者】テスター&サンプルで試して選ぶ

スキンケアビギナーはそもそも経験値が足りないので「肌質で選んでください」「肌悩みで選びましょう」といわれても分かりません。

まずはドラッグストアでテスターが置いてあるものを試してみて、使い心地が一番いいと感じたものを選ぶのがいいでしょう。

 

 

デパコスの場合だとサンプル、ネットならコスパに優れたミニサイズが用意されているものも。

「心地よく使える=肌との親和性が高い」わけですから、的はずれなアイテムを選ばずに済むというメリットがあります。

色んな化粧水にふれて経験することで自分なりの好みも確立されていくので、めちゃくちゃおすすめの方法です。

【中級者】「年齢」「肌質」「肌悩み」3つの軸で選ぶ

ある程度化粧水を使い続けていくと「もっと保湿力がほしい」「ニキビを予防したい」「くすみが気になる」という風な「なりたい肌」がわかってきます。

そこで「年齢」「肌質」「肌悩み」という3つのポイントを明確にすることで、より自分にマッチした化粧水を選べるようになるでしょう。

 

 

【上級者】成分から自分の肌に合うものを選ぶ

自分がどんな肌になりたいかがわかってきたら、成分を参考により自分の肌質にマッチする化粧水を選んでみるといいでしょう。

コスメには必ず全ての配合成分を記載する決まりがあります。

 

 

全成分表示は「コスメの履歴書」と覚えておくとイメージしやすいでしょう。

同じ保湿成分でも保水力の高さが違ったり、さっぱり系の質感のものもあれば、しっとり系の質感のものも。

また、エタノール過敏症の方は少量でも注意が必要なため、成分を眺めることで自分に合わないコスメを事前に避けられるというメリットもあるわけですね。

「自分はどんな肌悩みがあって、それを解決するにはどんな成分が効果的か」がわかるようになると、コスメ選びに幅ができて楽しみも増えると思います。

・テスターやサンプルでなるべくいろんな化粧水を試そう

・「年齢」「肌質」「肌悩み」を軸に化粧水を選ぼう

・成分を知ると化粧水選びにがより楽になる

 

 

メンズ化粧水の使い方に関するQ&A

 

ここからは、よくあるメンズ化粧水の疑問について触れていきます。

 

化粧水はいつ使うのが正解?

結論からいうと、朝と夜の1日2回がベスト。顔を洗ったタイミングとセットで保湿することを心がけるといいでしょう。

水を肌につけるとあっという間に蒸発してしまうため、洗顔したまま放っておくと乾燥肌になり、カサつきや肌あれの原因にな流ので注意が必要。

 

 

朝起床してからと、入浴後に顔を洗ったら10分以内に保湿するとさらにいいでしょう。

安い化粧水より高い化粧水のほうが効果があるのか。

化粧品の値段というのは、ブランド価値や、使われている成分、容器、広告費などさまざまな要因で決まるので、一概にそうとはいい切れないと思います。

一番重要なのは、自分の肌質に合うオンリーワンの化粧水を選ぶこと、そして「自分が使っていて心地いいかどうか」という感性面も重視して選ぶと失敗しずらいと思います。

 

「薬用」の化粧水は薬と同じなのか。

「薬用」と書かれたコスメは、医薬部外品として認められた化粧品であり、薬のような即効性はあるわけではありません。

医薬部外品は、「医薬品」と「化粧品」の間の立ち位置で主に予防が目的。

「薬用」と書かれた化粧水は、通常の化粧水と同じように日常的に使って問題ないと思います。

 

男性が女性用の化粧水を使うのはアリか。

問題はありません。ただ、男性の肌と女性の肌には違いがあるため、僕の経験からいってもメンズ向けの化粧水のほうが相性はいいと思います。

 男性の肌は女性の肌と比べて……

  • オイリーかつ毛穴が目立ちやすい
  • シワになりやすい
  • 水分量が少ない
  • 弾力が低下しやすい

そもそも男性の肌に合わないメンズコスメを作っても売れないので、メーカー側もそのあたりは抜かりなく作り込んでます。

特別な理由がないかぎり個人的にはメンズ向けの化粧水を使うのがおすすめ。

 

 

よく「男性の肌は革靴と同じですなんですよ」という話をしています。

革靴を使っているとどうしても「履きジワ」ができます。手入れが行き届いていないとダサく見えてしまうシワも、きちんと手入れをされている“うるおいのあるシワ”はカッコよく映ると思います。

人の肌も同じで、うるおいのある肌やツヤのある肌は、他人に清潔感を感じさるので、これからスキンケアを始める方も、すでに習慣がある方も正しい化粧水の使い方をマスターして、違いを感じてみてはいかがでしょうか。