男のカミソリ負けの原因と対策方法
こんにちは。
「ヒゲ剃りのせいで肌がボロボロ……でも剃らないわけにいかない」本記事ではこんな悩みを抱えている男性向けて、カミソリ負けを防ぐ効果的な方法を解説したいと思います。
今日から実践できる簡単な方法をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
目次
- 1 カミソリ負けを防ぐ5つの重要ポイント
- 1.1 カミソリ負け対策①:洗顔で顔を清潔にする
- 1.2 カミソリ負け対策②:シェービング剤を使う
- 1.3 カミソリ負け対策③:肌に負担をかけない剃り方をする
- 1.4 カミソリ負け対策④:メンズ向け化粧品で保湿する
- 1.5 カミソリ負け対策⑤:メンテナンスを定期的に行う
- 2 ヒゲ剃りによるカミソリ負けの原因・症状
- 3 カミソリ負けしてしまったときの対処法
- 3.1 カミソリ負け部分を冷やす
- 3.2 市販薬を使う
- 3.3 赤みがある部分は避けて剃る
- 3.4 改善しない場合は皮膚科に相談を
- 4 まとめ:肌に負担をかけないヒゲ剃りを意識しよう
カミソリ負けを防ぐ5つの重要ポイント
カミソリ負けを防ぐには、シェービング方法を改善することが大切。
さらに肌への負担を抑えるために、シェービンググッズの見直しもしておきたいです。
カミソリ負けを防ぐためのポイントは以下の通り。
- 洗顔で顔を清潔にする
- シェービング剤を使う
- 肌に負担をかけない剃り方をする
- メンズ向け化粧品で保湿する
- メンテナンスを定期的に行う
順番に解説していきます。
カミソリ負け対策①:洗顔で顔を清潔にする
寝ている間に分泌された皮脂汚れやチリ、ホコリが顔に付着したままだとシェービングの妨げになるため、洗顔で顔を清潔することが大切。
皮膚は多数の細かい溝(皮溝)と隆起している部分(皮丘)があるのですが、男性の肌はこれらの凹凸が粗く、カミソリが引っかかりやすいケースも少なくはありません。
洗顔には肌のキメを整える役割もあり、カミソリ負けしにくくなる効果が期待できるかと思います。
カミソリ負け対策②:シェービング剤を使う
シェービング剤には、肌のうるおいを守ったり、ヒゲを柔らかくしてカミソリの滑りを良くしたりする役割があり、肌へのダメージを軽減するのに効果的。
何もつけない、石けん、リンスで剃ったりするとカミソリ負けの原因になるので、絶対にやめておきましょう。
ヒゲをデザインして剃りたい方は透明度の高いジェルタイプ、特有の香りが苦手な方は無香料のものを選ぶなど自分に合ったシェービング剤を選ぶのがおすすめ。
カミソリ負け対策③:肌に負担をかけない剃り方をする
カミソリ負けを防ぐうえで一番重要なポイントになるのが「剃り方」。
僕の経験からいうと、カミソリ負けで悩む人のほとんどが間違った剃り方をしているような印象ですね。ではどうすればいいか。
肌に負担をかけないヒゲの剃り方は、以下4つ。
- 毛が生えている向きに沿って剃る(順剃り)
- カミソリは優しく押し当ててゆっくり動かす
- 毛の流れに逆らう逆剃りは剃り残し部分のみ
カミソリ負けは、何度も同じ箇所で剃ることで角層が傷つき、肌にダメージを与えてしまうのが原因。
カミソリはゆっくり動かすことでヒゲを確実に捉えて剃ることができるので、必要最低限の手数で剃ることができるというわけです。
順剃りと逆剃りは9:1くらい比率イメージ。逆剃りは最後の仕上げに留めておくといいでしょう。
カミソリ負け対策④:メンズ向け化粧品で保湿する
メンズ向け化粧品の中には、アフターシェーブとして使用されることを想定して作られているものも多くあります。
水分を抱えこむ性質のあるヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分、グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)などの有効成分が配合されたものがおすすめ。
アルコール(エタノール)は水分蒸発しやすく、アフターシェーブには不向きなので注意が必要!
化粧水+乳液またはオールインワンどちらでも構いません。シェービング後の肌はデリケートですので、すばやく保湿するようにしてください。
カミソリ負け対策⑤:メンテナンスを定期的に行う
カミソリの切れ味が落ちると剃り心地も悪くなり、カミソリ負けの原因になるのでこまめなメンテナンスが大切。
替刃の交換はメーカーのよって異なりますが、大体1か月前後が交換目安です。
また、ヒゲを剃った後のカミソリには細かい毛や角層が付着しており、放っておくと切れ味の低下につながります。水洗いをして清潔に保ちましょう。
カミソリの保管方法にも注意が必要。風呂場に置きっぱなしという方も多いかもしれませんが、繁殖した雑菌が傷口から侵入して肌荒れする場合もあります。
水回りでの保管は控えるのがいいですね。
時間に余裕があるときや絶対にカミソリ負けしたくないという方は、シェービング前にホットタオルで温めるのがおすすめ。ヒゲが水分を含むことで柔らかくなり、滑らかに剃ることができます。
ヒゲ剃りによるカミソリ負けの原因・症状
カミソリ負けは、剃毛後に肌がヒリヒリして赤くなったり、出血したり、痛みやかゆみ、ブツブツが出る状態のこと。
ヒゲ剃りにおける主なカミソリ負けの原因は、同じ箇所を繰り返し剃ることによる肌ダメージが挙げられます。
ヒゲは人間の体毛のなかでも“最強の体毛”と呼ばれるくらい硬く、その硬度は貴銅線と同等くらいだと言われていますので、
腕や足などの体毛と同じ感覚で剃ろうとすると手数が増えてしまい、その結果カミソリ負けしてしまうというわけですね。
また、平らに見える皮膚表面には凹凸があり、女性と比べてキメが粗い男性の肌はカミソリの刃が引っかかりやすいため、肌に負担をかけないシェービングを意識することが必要。
シェービング後の肌は水分蒸発しやすく、外部刺激にも敏感なので保湿も欠かさないように。
カミソリ負けしてしまったときの対処法
最後にカミソリ負けしてしまった場合や、現在カミソリ負けに悩んでいる方に向けた適切な対処法について。
カミソリ負け部分を冷やす
シェービング後に肌がヒリヒリする場合は、赤みが出ている部分を冷たい水で濡らしたタオルなどで冷やすのが効果的。
このとき痒くなったりすることがありますが、なるべく我慢してかかないことも大切です。5~10分くらい様子を見てみること。
市販薬を使う
僕もカミソリ負けで悩んでいたときは薬を使っていたのですが、治りが早くてずいぶん助かった記憶があります。
ドラッグストアで薬剤師さんに相談してみるとおすすめの薬を教えてくれます。
赤みがある部分は避けて剃る
カミソリ負けしているときは、なるべくシェービングは避けた方がいいですが、剃らないわけにはいかないという方も多いですよね。
赤みが出ている部分や出血しやすい箇所は避けて剃り、清潔なカミソリで剃ることも忘れずに。
改善しない場合は皮膚科に相談。
軽度のカミソリ負けなら市販の治療薬で対処する。
ですが慢性化していたり、症状が悪化していると感じる場合は自分で治そうとせず、皮膚科受診がおすすめ。
まとめ:肌に負担をかけないヒゲ剃りを意識
今回の内容のまとめ。
- カミソリ負けを防ぐには「ヒゲの剃り方」「シェービング剤」が重要
- カミソリの刃は1か月を目安に交換
- カミソリは湿気の多いところに置かない
- カミソリ負けの原因は一つとは限らない
- カミソリ負けを繰り返す場合は皮膚科へ相談
肌が乾燥する冬場はバリア機能が低下しがちで、カミソリ負けしやすいので丁寧なシェービングを心がけ、
日々のスキンケアでしっかり保湿しておくことも大切ですよ。