タテヨコなBeauty&Bodymake blog

美容系と身体系に関する記事を綴っていきます。

薄毛対策に必要な食べ物とは

薄毛の原因は男性ホルモンや遺伝的要因などさまざま。それに実は生活習慣も大きく関係しているのです。

そのうちの一つが食生活です。毛髪は血液から栄養を補給し、細胞が活発に分裂することで形成されていくからなのです。

実際に薄毛と食生活の相関関係を調べたデータでは、薄毛ではない人のほとんどは栄養バランスのいい食事を摂っていることがわかったとのこと。

とはいえ、具体的にどんな食べ物が薄毛対策になるのかイメージしづらいのでは。そこで、髪が育つメカニズムから必要な栄養素や摂るべき食べ物をご紹介。

最近、毛が薄くなってきた気がする、将来、髪で悩みたくないという人は、ぜひ参考にしてみては。



 

目次

  • 1 そもそも髪は何からできている?
  • 2 髪に必要な栄養素を知る
    • 2.1 髪の主成分「タンパク質」
    • 2.2 髪の生成をサポートする「亜鉛
    • 2.3 髪の健康に必要な「3つのビタミン」
  • 3 地中海の人は薄毛が少ない?
  • 4 まとめ:髪もカラダも食事から作られる!

そもそも髪は何からできているのか

栄養バランスがとれた食事をしてくださいと聞くと、主食や主菜、副菜など、何品も食べないといけないと思う人は多いでは。

ですが、健康な髪を育てるということだけを考えれば、毎食何種類ものおかずを用意する必要はないのです。

そのためには、まず髪の元となる成分を知ることが大切で、結論からいうと、毛髪の主成分は「ケラチンタンパク質」というものです。

 

 

ケラチンは、18種類のアミノ酸が結合してできており、髪以外にも爪や皮膚を形成している成分でもあり、そしてケラチンには「シスチン」という必須アミノ酸が含まれています。

必須アミノ酸とは、生命維持に必要なアミノ酸のことで、体内で生成することが困難なため、食事で積極的に補う必要がある重要な栄養素なのです。

ケラチンが不足すると髪にハリやコシが無くなったり、抜け毛の原因につながる恐れもあります。

ケラチンタンパク質は健やかな毛髪を育てるために欠かせない成分で、薄毛予防のためにも、髪が必要とする栄養素だと理解しましょう。

 

髪に必要な栄養素を知る

髪の主成分「タンパク質」

毛髪のほとんどは、ケラチンタンパク質からできているといいました。となると、良質なタンパク質の摂取がカギとなります。

人間のカラダは約60~70%は水分で出来ていますが、その次に多いのがタンパク質です。つまり、タンパク質は髪だけでなく、生きていく上で欠かせない栄養素の一つだということです。

タンパク質には、大きく分けて2つに分類できます。

  • 動物性タンパク質
  • 植物性タンパク質

 

さらに細かく分類すると、大豆タンパク、ホヘイ、カゼイン、卵白、小麦タンパクの5種類に分けられます

よく「動物性タンパク質と植物性タンパク質はどちらを摂るべきですか?」と聞かれますが、結論をいえば「どちらも必要」なのです。

動物性タンパク質は主に肉や魚、牛乳やたまごなどから摂れるタンパク質のことを指し、最大のメリットは、ズバリ必須アミノ酸を含んでいるということ。

髪にはシスチンという必須アミノ酸が含まれていること、そして必須アミノ酸は体内で生成することができないことを考えると、積極的に摂取したいタンパク質であることがわかるかと思います。

一方、植物性タンパク質は動物性タンパク質と比べて、水溶性ビタミンを多く含んでいるのが特徴。後述しますが、ビタミンも髪を生成するうえで欠かせない栄養素の一つです。

つまり、動物性タンパク質と植物性タンパク質では特性が異なるため、バランス良く摂取することが必要になってくるというわけなのです。

 

タンパク質が含まれる食材

動物性タンパク質:牛肉、鶏肉、さんま、たまご、チーズなど

植物性タンパク質:納豆、ごま、落花生など

髪の生成をサポートする「亜鉛

髪のためにタンパク質を補おうとする人は多いのですが、意外と見落とされる栄養素でもあるのが「亜鉛」です。

亜鉛は、タンパク質の合成や細胞の新陳代謝に使われるなど重要な役割を担っていますので、毛髪の主成分であるケラチンタンパク質の生成にも欠かせない存在です。

しかし、2015年に厚生労働省が行った調査では、若い世代を中心に亜鉛不足の傾向にある人が多いことが明らかになったとのこと。

では、亜鉛が不足するとどんな悪影響があるのか

  • 髪の成長が阻害され、抜け毛の原因になる
  • メラニンが生成されにくくなり、白髪になる

こういった可能性が指摘されます。

 

まだ可能性の域の話ですが、亜鉛不足が悪影響を及ぼすことには変わりないので、積極的に摂ルようにしましょう

忙しいビジネスパーソンは特に栄養バランスが偏りがちなので、特に亜鉛は意識して摂取しないと不足しがちになるので注意が必要。

亜鉛が含まれるおすすめ食材

牡蠣、のり、赤身肉、ごま、そら豆、きなこなど

 

髪の健康に必要な3つのビタミン

髪の成長には、ビタミンも欠かせないことは先述しましたが、中でも髪の健康にいいとされるビタミンは次の3つ。

ビタミンAが不足すると髪が脆くなる

ビタミンAは、主に髪の新陳代謝を促すのに必要な栄養素。

ゆえに不足すると髪質が細くなったり、髪が抜けやすくなったりします

ただし、過剰摂取すると頭皮の栄養障害を起こす可能性もあるので注意が必要。普通の食生活で過剰になることはありませんが、サプリメントを検討している、愛飲している人は注意しましょう。

ビタミンAが含まれるおすすめ食材

人参、かぼちゃ、ほうれん草、パセリ、焼海苔、ホタルイカ、しそなど

ビタミンB2は血行促進が期待できる

ビタミンEは、頭皮の新陳代謝を促し、毛細血管を丈夫にすることで髪に栄養を届きやすくする働きがあります。

血管の約9割は毛細血管が占めていますが、加齢や紫外線によって老化し、毛が抜ける場合もあります。

血管としての機能が衰えると、十分な酸素や栄養が行き届かなくなり、老廃物が蓄積しやすい原因になります。

薄毛予防には、健康な血管を維持することも重要です。

ビタミンB2が含まれるおすすめ食材

まぐろ、鶏肉、バナナ、パプリカなど

ビタミンE

ビタミンEが優れている点は、なんといっても抗酸化作用か高いこと

人間は生まれた瞬間から老化が進んでいくわけですが、カラダはさまざまな生活習慣が起因して酸化していきます。

髪も例外ではなく、放っておくと細胞の機能が衰えて新しい細胞が作られにくくなっていくのです。

ビタミンEを摂取することで、髪へ質の高い栄養が送られるようになり、育毛をサポートしてくれる役割が期待できます。

ビタミンEが含まれるおすすめ食材

アボカド、西洋かぼちゃ、ナッツ類など

 

健康な髪に必要な栄養素は「タンパク質」「亜鉛」「ビタミン」ですが、過剰摂取すると逆効果になってしまうので、程よいバランスで摂取しましょう。

 

地中海の人は薄毛が少ない

ここまで髪にいいとされる栄養素「タンパク質」「亜鉛」「ビタミン」を挙げてきましたが、実はこれらを効率よく摂れる食事が「地中海料理

地中海沿岸諸国であるギリシャやイタリア、フランス、スペイン、モロッコなど。

彼らの食文化は、古来より魚や野菜、フルーツ、ハーブ、オリーブオイルなどを大量に食べる習慣があり、先ほど挙げた3つの栄養素をまんべんなく摂ることができるのです。

実際に薄毛でない人は、こうした地中海風の食事を好む傾向にあるというデータも存在しているとのこと。

毎日は難しいかもしれませんが、休日の2日間は自炊してみたり、外食をイタリアンにするといった工夫をしてみるのもいいでしょう。

トマト缶を常備しておくのがおすすめです。肉と魚、他の野菜とも相性がいいので使い勝手に優れています。



まとめ:髪もカラダも食事から作られる

いくら薄毛治療をしようとも、効果のある育毛剤を使っていても、日常生活が乱れたままではその効果を十分に発揮することは困難です。

髪の成長や頭皮環境を整えるのは、あくまで食事や健康に気遣った日常生活であることをお忘れないように。

男性がやるべきシミ対策

男性のシミの悩みを徹底解説。シミの原因や科学的な根拠のある対策方法、シミができてしまったときの対処法などをまとめました。



 

目次

  • 1 男性のシミ対策を始めるべきタイミング
  • 2 シミができる原因
  •     2.1 シミができる大きな要因は「紫外線」
  • 3 男性がやるべきおすすめのシミ対策2つ
  • 4 【シミゼロへ】美白化粧品の選ぶときのコツ
  • 5 メンズ美容家の僕が実践するおすすめのシミ対策
  • 6 シミができてしまった時の対処法
  • 7 まとめ:シミはつくらせないことが一番!

男性のシミ対策を始めるべきタイミング

 

もし、あなたが5年後、10年後も健康的できれいな肌を維持したいなら今日からシミ対策をはじめましょう。

シミは予防するほうが簡単です。一度できたシミは自己流で治すのが難しく、リスクも生じます。

たとえば、美白化粧品はシミを消してくれそうなイメージを持っている方も多いかと思いますが、

メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐといった具合に、美白化粧品は法律で予防範囲以上の効果効能を謳ってはいけないのです。

では美白化粧品がシミに全く効果がないかというとそうとも言い切れず、初期にできた薄いシミなら効果を発揮するという事例があります。

とはいえ、シミは予防する方が簡単で、経済的な負担も最小限に抑えることができるので、対策しない手はありませんね。

 今は医療の発展によりほとんどのシミはレーザーや飲み薬、塗り薬で治療することは可能ですが、

  • 保険適用外で治療費が高額になる
  • 痛みや副作用のリスクがある
  • 施術箇所が色素沈着する場合がある

などのデメリットがあることも。

シミができる原因

 

シミができるメカニズムについて解説します。

実は将来シミで悩むかどうかは、セルフチェックである程度読み解くことができます。

 シミのできやすさセルフチェック

  • テカるのに乾燥しやすい
  • 自分は敏感肌だと思う
  • 洗顔はゴシゴシ洗うのが好き
  • 毎日ひげを剃る
  • スキンケアの習慣がほとんどない
  • 日焼け止めは使わない

1つでも当てはまった場合、あなたはシミができやすい肌質かも。

男性の肌は女性と比べても水分量が少なく、ひげ剃りの習慣があることからバリア機能が低下しがちなので、男性はシミができやすいといわれます。

今はできていなくても5年後、10年後もきれいな肌を維持できる保証はないので今日から対策しておきましょう。

シミができる大きな要因は「紫外線」

 

シミの中でもっとも多いのが「老人性色素斑」と呼ばれるシミ。

紫外線を繰り返し浴びることででき、早い方だと20~30代、多くは40代くらいから現れます

実は老化の8割は紫外線によるものといわれており、乾燥やシワ、たるみなど肌の老化を促進させてしまいます。

将来「老けて見られたくない」「見た目年齢を若く保ちたい」と思うならUV対策はマストです。

 

UV対策は日差しの強い日や夏だけでもいいのですか。

 

 

紫外線は1年中降り注いでいるものなので、季節問わず1年中行うことが大切。

 

男性がやるべきおすすめのシミ対策2つ

 

シミを防ぐためにやるべきことは、

  • 日焼け止めを塗る習慣をつける
  • 美白化粧品を使う

の2つを習慣化するだけ。最も効果的なシミ対策は、とにかくシミのリスクを排除することだけ。

ですが、スキンケアの習慣がない男性にとっては面倒に感じるかもしれません。そこでおすすめするのが「オールインワン化粧品」。

オールインワン化粧品とは、化粧水や乳液、日焼け止めなどが1つのアイテムで完結する便利アイテムでメンズ向けコスメの主流です。

 

 

美白化粧品の選ぶときのコツ

 

さらに10年後の肌に差をつけるために、シミに効果的な美白成分をまとめました。

美白成分には大きく分けて4つ。

カニズムを理解しておくことで、化粧品選びの幅が広がり、自分の肌が本当に必要としているものを選べるようになります。

 

タイプ①:メラニンの生成指令を止める

間違ったメラニンの生成指令をストップすることで、メラノサイトが働かなくなり、シミになりにくくなる。

 成分例

カモミラET、トラネキサム酸、トラネキサム酸セチル塩酸塩

タイプ②:過剰なメラニンの産生を抑える

チロシナーゼという酵素の働きを抑えることで。メラニンが作られなくなる。

 成分例

アルブチン、コウジ酸、エラグ酸、ルシノール、ビタミンC誘導体、リノール酸S、4MSK、マグノリグナン

タイプ③:メラニンの受け渡しをブロックする

メラノサイトで作られたメラニンを表面へ運ばれるのをブロックすることで、シミを防ぐ。

 成分例

ニコチン酸アミド

タイプ④:メラニンの排出促す

ターンオーバーを促進させることで肌に滞っているメラニンの排出を促す。

 成分例

エナジーシグナルAMP、デクスパンテノールW、リノール酸S、レチノール

 

ちょっと難しい……。何を基準に選べばいいんですか?

 

個人的には「トラネキサム酸」「ビタミンC誘導体」が配合されたものからはじめるのがおすすめです。

1か月を目処に効果がなければ別のものに変えるといいと思います。

 

 


 

シミができてしまった時の対処法

 

もし、シミができてしまったらやるべきことは今以上に悪化させないことです。日焼け止めを塗る、美白化粧品を使うなどして対策していくことが重要。

輪郭がはっきりとした濃いシミは化粧品で消すのは難しく、皮膚科や美容外科に相談してみるのもいいでしょう。

治療法としては、「レーザー」や「飲み薬」「塗り薬」などさまざまあり、金額もまちまちです。

まとめ:シミはつくらせないことが一番!

シミは100%自費治療になるだけでなく、できてしまうとショックを受けたり、ネガティブな気持ちになったりとメンタルにまで悪影響を及ぼしかねません

老化の8割は紫外線によるものですから、対策している方とそうでない方で差が出るのは当然のことです。

ここ数年で外見至上主義が年々広まっている時代で生き抜くためには、日頃のスキンケアがものをいいますので

ぜひこの機会に10年後の自分へシミ対策の投資してみては。

初心者のためのメンズスキンケア入門

「これからスキンケアを始めたい」という男性に向けて、初心者におすすめのスキンケア方法ご紹介。

初めてスキンケアをするという男性でも

  • 本当に正しいスキンケアのやり方
  • おすすめのメンズコスメ
  • トラブルが起こりにくい肌

がわかるようになり、誰でも清潔感のあるきれいな肌を目指せるようになります。

 

 



目次

  • 1 メンズこそスキンケアが必要な理由
  • 2 【初心者向け】メンズスキンケアの正しい手順
    • 2.1 手順①:洗顔で汗や皮脂汚れを落とす
    • 2.2 手順②:肌に優しいシェービングを心がける
    • 2.3 手順③:保湿して肌を整える
    • 2.4 手順④:紫外線から肌を守ろう
  • 3 【初心者必見】メンズスキンケアアイテムの選び方
    • 3.1 ポイント①:メンズ向けアイテムから選ぶ
    • 3.2 ポイント②:無理なく続けられるものを選ぶ
    • 3.3 ポイント③:心地よさで選ぶ
  • 4メンズスキンケアでよくある質問
    • 5.1 Q1:最低限必要なスキンケアって?
    • 5.2 Q2:スキンケアをするタイミングを知りたい
    • 5.3 Q3:自分の肌質を的確に知る方法は
    • 5.4 Q4:化粧品はたくさん塗れば効果も大きくなる?
    • 5.5 Q5:スキンケアアイテムは同じブランドで揃えるべき?
  • 5 まとめ:メンズスキンケアは難しくない!

メンズこそスキンケアが必要な理由

 

男性も身だしなみが求められる昨今ですが、そもそもどうして男性もスキンケアが必要なのか。

男性の肌は、ホルモン等の影響により女性の肌と比べて、皮脂分泌量が約2~3倍多く、かつ水分量が約半分以下と少ないため、テカるのにカサつきやすいという特徴が。

加えて毎日のシェービングや紫外線、空調等で肌は過酷な環境にさらされ、毛穴や乾燥、シミ、シワ、ハリ不足といった肌トラブルが起こりやすいのです。

 

皮膚科学では「皮膚は内面を映す鏡」といわれており、健康状態や心、神経と深く関係します。

たとえば、ストレスが溜まるとニキビができたり、疲れているとクマができたりと。

手入れをされていない肌は見た目の印象にも影響がでます。

特に顔は視線が一番集まる部位なので、手入れされていない肌は「清潔感がない人」と思われやすく、第一印象で損をする可能性さえも。

こうした観点から、メンズスキンケアは身だしなみのアップデートに欠かせないツールなのです。

 

メンズスキンケアの正しい手順

 

「メンズスキンケアを始めたいけど、何をすればいいのか」と思っている方は多いのでは。

男性のスキンケアは、下記4つの手順で行うのが基本。

  • 洗顔
  • シェービング
  • 保湿
  • UV対策

それぞれどんなことに注意すればいいのか、掘り下げていきます。

①:洗顔で汗や皮脂汚れを落とす

 

洗顔はスキンケアの基本ともいえる工程。顔は洋服で覆われている体と違い、常に外部にさらされているため、朝と夜の1日2回行うのがベストです。

男性は皮脂分泌量が多く、毛穴の詰まりや黒ずみつながるので、洗顔料を使って丁寧に洗うことが大切。

また、先に洗顔を済ませておくことで、ヒゲを剃りやすくする役割も。

 

メンズ洗顔は、以下の手順で行うと肌に負担をかけずに洗うことができます。

 メンズ洗顔の基本5ステップ

  • ぬるま湯で軽くすすぐ
  • 泡立てネットで洗顔料を泡立てる
  • 皮脂が多いTゾーン→顔全体に洗顔料を乗せる
  • ぬるま湯で十分にすすぐ
  • 清潔なタオルで水気をとる

ステップ①:ぬるま湯で軽くすすぐ

顔に付着している汗やホコリといった汚れを落とすため。お湯の温度は、少し冷たく感じるくらいの32~34℃がおすすめ。

 

35℃以上のお湯で洗うと必要なうるおいを洗い流してしまうそうです。

ステップ②:泡立てネットで洗顔料を泡立てる

洗顔料は泡立てることで肌への作用が緩やかになり、肌に優しい洗顔をすることができるようになります。

また、泡がクッションとなることで肌への摩擦を軽減にもなるので、ぜひ泡立てて洗顔してください。

 

 

「泡立てるのがどうしても面倒……」という方ははじめから泡で出るポンプ式の洗顔料がおすすめ。

 

洗顔料はチューブタイプなら2~3cm、ポンプタイプなら1~2プッシュが適量。

ステップ③:皮脂が多いTゾーン→顔全体に洗顔料を乗せる

泡立てた洗顔料は、顔に乗せるだけで汚れを落としてくれるので皮脂が多い部位Tゾーン→顔全体に洗顔料をつけていきます。

汚れが気になるからといって長時間洗ったり、ゴシゴシ擦ったりするのはNG。

 

鼻周りなど汚れが気になる部位は、泡を軽くプレスするように押さえることで汚れが落ちやすくなります。

また、洗顔料が肌に長時間乗っている状態は負担になるので、10~20秒程度で洗い流すようにするといいでしょう。

ステップ④:ぬるま湯で十分にすすぐ

ステップ1と同様に32~34℃のぬるま湯でしっかりとすすぐ。

夜は入浴と一緒に済ませる方も多いと思いますが、シャワーですすぐ場合は、水圧が強いままただと肌への刺激になるので、弱めて使うようにすると良いでしょう。

ステップ⑤:清潔なタオルで水気をとる

顔を拭くときはタオル全体で顔を覆うように優しく拭くことを心がける。顔の肌はとてもデリケート。なので、ゴシゴシ拭くのはNGです。

 

 

手順②:肌に優しいシェービングを心がける

 

シェービングは男性ならではのスキンケア。「シェービングを制するものがメンズスキンケアを制す」というくらい重要。

・「ヒゲを剃ると赤みが出る」

・「ヒリヒリして肌が痛む」

・「赤いブツブツができてしまう」

こんな悩みを抱えている方は多いのでは。ではカミソリ負けしないためには、どんなことに注意したらいいのか。

肌に負担をかけないシェービング方法は下記のとおり。

 肌に負担をかけないヒゲ剃りのポイント

  • シェービングは朝がおすすめ
  • お湯またはホットタオルで温める
  • 専用のシェービング剤を使う
  • 優しく・ゆっくりと剃る
  • T字カミソリは順剃り・電気シェーバーは逆剃りで
  • 保湿する

普段何気なくヒゲを剃っている方も多いかと思いますが、ちょっとしたコツを取り入れるだけで肌への負担が大きく減ります。

 

①:シェービングは朝がおすすめ

ヒゲがもっとも活発に伸びるのは、朝6時ごろから10時ごろといわれます。夜の入浴時に剃ると翌日の昼頃には伸びてきてしまうため、シェービングは朝行うのがいいでしょう。

健康な方であれば、起床後すぐに剃っても構わないのですが、顔がむくみやすい方は10~15分くらい時間を置いてから剃るのがベスト。

②:お湯またはホットタオルで温める

ヒゲは水分を与えると約3割膨張して柔らかくなるので、お湯(37~38℃)またはホットタオルで温めてから剃るといいでしょう。

おすすめなのは「ホットタオル」。顔を温めることで血行が促進され、むくみ改善も。

 

特に乾燥する冬場や、お酒を飲みすぎた翌日はカミソリ負けしやすいので、やったことがない方はぜひ試してみては。

③:専用のシェービング剤を使う

専用のシェービング剤を使うメリットは主に3つ。

  • 刃のすべりが良くなり滑らかに剃ることができる
  • ヒゲを柔らかくする
  • 抗炎症剤や保湿剤が入っており肌の負担を減らせる

ヒゲは黄銅線と同じくらいの硬さがあるといわれており、専用のシェービング剤を使うことでカミソリ負けのリスクを減らすことが。

ちなみにT字カミソリ、電気シェーバーにはそれぞれ専用の助剤があり、1本持っておくこととても便利。

④:優しく・ゆっくりと剃る

僕の経験上、シェービング後の肌あれに悩んでいる人の9割は、肌に負担がかかる剃り方をしています。

ヒゲは黄銅線と同じくらい硬いといわれているため、カミソリやシェーバーを早く動かすと一度で剃り切れません。

 

結果、何度も同じ箇所を剃ることで肌を傷め、カミソリ負けが起こります。

T字カミソリでも電気シェーバーでも、ヒゲを剃るときは手の力を抜き、優しく押し当てながらゆっくりと剃ることが大切。

⑤:T字カミソリは順剃り・電気シェーバーは逆剃りで

実はT字カミソリと電気シェーバーとではヒゲの剃り方が異なります。

  • T字カミソリ:ヒゲを根本から切断する
  • 電気シェーバー:回転する網刃がヒゲをとらえて切断する

T字カミソリの薄い刃で逆剃りをすると、肌が必要以上にひっぱられ、刃の切れ味も落ちてしまうため「順剃り」が適しています。

反対に電気シェーバーは芝刈り機のように「刈り取る」イメージでヒゲを剃るので、順剃りだとヒゲが巻き込みづらく「逆剃り」の方が理にかなっています。

 

手順③:保湿して肌を整える

 

男性の肌は油分が多く、水分が少ないため手入れを怠ると毛穴やニキビといった肌トラブルにつながります。

特に洗顔後、シェービング後の肌はとてもデリケートな状態なので、しっかりと保湿をすることで乾燥予防になります。

保湿のスキンケアアイテムは、下記の順番が基本。水っぽいものから順に使う、と覚えておくといいです。

  • 化粧水
  • 美容液
  • 乳液・クリーム

使うアイテムは年代や肌悩みによって異なるので、必ずしも全部使う必要はありません。

目安にはなりますが、各年代ごとで行うスキンケアをまとめたので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

 年代別やっておきたいメンズスキンケア

  • 10代~20代前半:化粧水、少量の乳液(乾燥が気になる部位のみ)
  • 20代後半~30代前半:化粧水、乳液・クリーム(主にUゾーン)
  • 30代後半~40代以降:化粧水、美容液、クリーム

また、「これからスキンケアを始めたい」「興味がある」という方は、化粧水や美容液、乳液などが1本で完結する「オールインワンタイプ」からはじめるのがおすすめ。

特にメンズ向けの保湿アイテムはオールインワンタイプが主流になっており、種類も豊富なので自分の肌質や肌悩みとマッチするものが見つけやすいと思います。

男性の肌に合うようにみずみずしい、さっぱりとした使用感も多く、ストレスなく使えるのもポイントの一つ。

 

 

オールインワンタイプを使う場合、基本は1ステップでオッケーですが、人によっては保湿力が物足りなく感じる方もいるかと思います。

特に口周りやあご、モミアゲ等はシェービングの影響で乾燥しやすくなっているので、必要に応じてクリームを塗るといいでしょう。

手順④:紫外線から肌を守ろう

保湿が完了したら、最後は日焼け止めを塗ってUV対策を。

「日焼け止めを塗るのが面倒……」「ベタつくから好きじゃない」という男性は多いかと思いますが、カッコよく歳を重ねたいなら今から日焼け止めを塗っておくべき。

米国皮膚科学会では「老化の8割は紫外線によるもの」と考えられており、今浴びた紫外線が10年後、20年後の「シミ」「シワ」「たるみ」となって現れてきます。

また、UV対策をしておくことで皮膚疾患の予防にもなるため、男性も日焼け止めを塗っておいて損はなし。

 


【初心者必見】メンズスキンケアアイテムの選び方

 

「スキンケアアイテムって何を選べばいい?」といった悩みを抱えている方は多いと思います。

初心者の場合、まずは下記3つのポイントを押さえておくのがおすすめです。

  • メンズ向けアイテムから選ぶ
  • 無理なく続けられるものを選ぶ
  • 心地よさで選ぶ

 

ポイント①:メンズ向けアイテムから選ぶ

メンズ向けのスキンケアアイテムは、男性の肌質や使用感の好み、ライフスタイルなどを考慮されているため、失敗しにくいです。

 男性の肌質の特徴

  • 皮脂分泌量が多い → 毛穴・テカリ
  • 水分量が少ない → カサつき・ハリ不足
  • シェービングの習慣 → 肌あれ

メンズ向けのスキンケアアイテムには、こうした肌悩みにアプローチしつつ、ベタつきの少ないみずみずしい使用感のものが多いので、初めての方でも違和感なく使えます。

また、出張や旅行先でも持ち運べるようにサイズ感が工夫されていたり、壊れにくい容器が採用されています。

こうした観点から、初心者はまずメンズ向けのスキンケアアイテムから選ぶのがおすすめ。

ポイント②:無理なく続けられるものを選ぶ

スキンケアにおいて一番大切なのは、継続すること。そのため価格はとても重要。

アイテムや使い方などによって異なりますが、だいたいの化粧品は1つで約2~3か月くらい持ちます。

ちなみに最低限揃えておきたいアイテムは「洗顔料」「化粧水」「乳液」の3つで、3,000円~5,000円台でおさめられます。

 

 

使い切ったときに近場ですぐ買えるか、ネット注文ですぐに届くかといった入手のしやすさも考慮しておくと便利。

ポイント③:心地よさで選ぶ

どんな高級化粧品や、レビュー評価の高い化粧品でも自分が心地よく使えなければ続けられません。

サラサラとしたテクスチャーが好み、リラックスできる香りが好きなどのポイントから選ぶと楽しくなります。

ネットの意見を参考にするのは悪いことではありませんが、周りのネガティブな意見に影響されすぎると自分も批判的になってしまいますので、自分が好みか・好みじゃないかという軸は持っておきたいところ。

 

【洗い上がりスッキリ】おすすめメンズ洗顔

メンズ向けの洗顔料は、固形石けんやフォームタイプ、泡洗顔タイプあたりがスタンダード。

基本的には好きなものを選んでもらって大丈夫ですが、初心者の場合はあまり肌質を選ばないフォームタイプがおすすめです。

洗顔後、肌がつっぱる感覚やカサつきが気にならなければ、自分の肌質に合っていると見ていいと思います。

 

メンズスキンケアでよくある質問

 

これからメンズスキンケアをはじめたいと思っている方が安心して行えるように、よくある質問や疑問をまとめてみました。

 

Q1:最低限必要なスキンケアは?

年代や肌質などにもよりますが、「洗顔料」「オールインワン化粧水」は最低限揃えておきたいところ。

男性は皮脂分泌量が多いので、汚れをしっかり洗い流すことが大切。

また、カサつきがちな肌を放っておくと肌内部の水分と油分のバランスが乱れて毛穴やニキビなどの肌トラブルにつながりますので、保湿して肌を整えてあげるといいでしょう。

Q2:スキンケアをするタイミングを知りたい

基本は、朝と夜の1日2回。

  • 朝:洗顔、シェービング、保湿
  • 夜:洗顔、保湿

朝は寝ている間に分泌された皮脂を洗顔でオフし、ヒゲを整えてデリケートになっている肌をしっかりと保湿。余裕が出てきたら、家を出る前に日焼け止めを塗れば完ぺき。

夜は顔に付着したホコリや皮脂汚れを洗い流す。入浴時に洗顔をした場合、保湿は10分以内に済ませましょう。

Q3:自分の肌質を知る方法は

セルフチェックは知識がないと難しいので、皮膚科医に相談をするのが一番確実。

 

Q4:化粧品はたくさん塗れば効果も大きくなる?

答えは「ノー」。

植物に水をあげすぎると病気になったり、枯れたりするのと同じで、肌も適量を超えると刺激になる場合があります。

すぐに効果が出なくても、毎日丁寧に手入れをすれば肌は必ず応えてくれますよ。

Q5:スキンケアアイテムは同じブランドで揃えるべきか?

大半のコスメは、相乗効果が得られるように作られており、同じブランドで統一するメリットはあり。

とはいえ、好みの問題もありますからこだわる必要はなし。

 

まとめ:メンズスキンケアは難しくない。

スキンケアと聞くと「手間がかかりそう」「面倒くさそう」というイメージがあるかもしれませんが、全くそんなことはありません。

肌が変わっていく様子はとても楽しいし、気持ちも前向きになって自分に自信が持てるようになってきます。

絶対にやるべき頭皮ケア

男性なら誰しもが気になる髪の悩み。

巷には多くの情報が溢れており、「結局、何が正しいの?」と途方に暮れている方は多いのでは。

そこで今回は、絶対にやっていただきたい頭皮ケアのポイントをわかりやすく解説



 

目次

  • 1 【前提】メンズこそ正しい頭皮ケアが必須
    • 1.1 頭皮ケアで期待できる頭皮・毛髪への効果
  • 2 メンズにおすすめの頭皮ケア
    • 2.1 その①:頭皮環境に合わせたシャンプーを選ぶ
    • 2.2 その②:髪に優しいシャンプーのポイント
    • 2.3 その③:頭皮マッサージによる血行促進
    • 2.4 その④:質のいい睡眠
  • 3 よくあるメンズ頭皮ケアの気になる疑問
    • 3.1 疑問①:スカルプシャンプーを使うメリットは?
    • 3.2 疑問②:洗浄力が強いシャンプーで髪を洗うと抜け毛は増える?
    • 3.3 疑問③:育毛剤は本当に使う価値がある?
    • 3.4 疑問④:ワックスやスタイリング剤が髪によくないのは本当?
    • 3.5 疑問⑤:とにかく薄毛になりたくないんです……
  • 4 まとめ:頭皮ケアを制するものが髪を制す

【前提】メンズこそ正しい頭皮ケアが必須

 

大前提として将来髪の毛のことで悩みたくないなら「正しい頭皮ケア」を積み重ねることが重要。

なぜなら男性の頭皮は女性と比べて、

  • 皮脂分泌量が2~3倍多い
  • ワックス、ヘアスプレーなどの整髪料を使う割合が多い

といった男性特有の頭皮環境やライフスタイルの影響が大きいといわれているから。

さらに長時間のPC・スマホ操作による頭皮の凝りも育毛に悪影響を与えていると考えています。

頭髪治療の患者数は年々増加しているという報告も。

 

頭皮ケアで期待できる頭皮・毛髪への効果

正しい頭皮ケアを行うことで頭皮環境が整い、臭いやフケ、かゆみなどのリスクを抑えることが期待できます。

育毛面でのメリットも大きく、毛髪にハリコシが生まれてボリュームアップも期待できることでしょう。

頭皮を清潔に保つことで、育毛剤やAGA治療薬の効果にもはっきりとした差が出てきます。

5年後、10年後も健康的な髪を維持したいならまずは正しい頭皮ケアをマスターするのが一番の近道です。

メンズにおすすめの頭皮ケア5つ

 

メンズの抜け毛予防に効果的な「正しい頭皮ケア」は、

  • 頭皮環境に合わせたシャンプー選び
  • 頭皮を労るシャンプーのやり方
  • 頭皮マッサージによる血行促進
  • 髪にいい食事を摂る
  • 質のいい睡眠

の5つ。

具体的に抑えるべきポイント

①:頭皮環境に合わせたシャンプーを選ぶ

メンズの頭皮ケアにおいて、シャンプー選びはとても重要。

洗いすぎると必要なうるおいまで洗い流してしまい乾燥やフケの原因になりますし、洗浄力が優しすぎても汚れを落としきれない場合があるので、“自分に合った程よく洗えるシャンプー”を選ぶのがいいでしょう。

ご自身が使っているシャンプーが本当に合っているかがわかる、簡単なチェックリストを用意しました。

 頭皮コンディションチェック

  • 朝起きたときに頭皮にベタつきやニオイが気になる
  • スタイリング剤を頻繁に使う
  • 週3回以上揚げ物を食べる
  • ベトついたフケが出る
  • 熱いシャワーで入浴する
  • 頭皮のカサつきが気になる
  • カサカサしたフケが出る

 ①~④のいずれかに該当する場合

このパターンは、洗浄力不足の可能性が考えられます。男性は特に皮脂分泌量が多いので、汚れをしっかりと落とせる洗浄力が高いシャンプーがおすすめ

 

 ⑤~⑦のいずれかに該当する場合

こちらのタイプは、対象的に洗いすぎが原因かもしれません。髪がパサつきやすく、頭皮も乾燥しやすいので低刺激で洗浄力を抑えたシャンプーがいいでしょう。

 

 

②:髪に優しいシャンプーのポイントとは

どんなにいいシャンプーを使っても、間違った方法で洗っていてはその良さも半減。

自分に合ったシャンプーを選び、頭皮を労るシャンプーを心がけることが最高の頭皮ケアにつながるのです。

将来髪のことで悩みたくない人や、抜け毛を減らしたい人はぜひ試してみては。

 抜け毛が減る髪の洗い方

  • お湯の温度は40度以下
  • シャンプーをつける前に予洗いをする
  • 爪は立てずにマッサージするイメージで洗う
  • シャンプーは軽く泡立ててから髪につける
  • 耳の後ろや際までしっかりとすすぐ

 

 

③:頭皮マッサージによる血行促進

頭皮マッサージは効くのか?結論からいうと育毛に関してはかなり有効。

頭皮マッサージで期待できる効果は、次の2つ。

  • 頭皮のむくみ・コリの改善
  • 育毛

最初に「育毛に関しては有効」と書きましたが、発毛については過度な期待はしないほうがいいかと。

というのも、男性の薄毛の多くはAGA(男性型脱毛症)とされており、その原因は遺伝や男性ホルモンによる影響が大きいから。

 

なので、マッサージで発毛することは難しいと考えます。

とはいえ、現代人はPCやスマホ疲れで頭皮がむくみ、血流が悪くなりがち。頭皮マッサージすることで血流がよくなり、育毛効果は十分に期待できると思います。

 3分でできる頭皮マッサージ

  • 両手を広げてこめかみをしっかりと押さえ、上へ持ち上げる
  • 数秒間持ち上げたら、手のひらの力をゆっくりと緩めて離す
  • 4本の指の腹で耳の後ろを押さえ、力を加えながら中心に向かって横へ指圧していく
  • 左右の指がクロスしたところで、頭から手を離す
  • 両手の指の腹を使って頭の両側を押さえ、円を描くようにゆっくりと動かす

①~②、③~④、⑤をそれぞれ5回ずつ行うといいでしょう。

 

頭皮マッサージをするタイミングは、お風呂上がりや育毛剤を塗ったときが◎

爪を立てずに痛気持ちいいくらいの力加減で手のひらや指の腹で圧をかけていきましょう。

 

④:質のいい睡眠

健康な髪を作るには、睡眠は重要。

人間の体は寝ている間に新陳代謝が行われていますが、睡眠時間が短かったり、眠りが浅かったりすると髪を作る細胞が正常に働かなくなり、毛髪の成長を妨げることになります。

ですが、睡眠時間を確保するのが難しい方も多いかと思います。日本人の約4割は睡眠不足といわれており、日本は世界的に見ても睡眠時間が最も短い国だという報告も。

そこで重要なのが「睡眠の質」。どうすれば睡眠時間の質を高めることができるのか。

 睡眠の質がアップする生活習慣

  • 就寝90分前の入浴
  • NEAT(ニート)を高める
  • 夜は間接照明で過ごす
  • 瞑想
  • 就寝30分前の読書

 

寝る前90分前の入浴は『スタンフォード式 最高の睡眠』でも紹介されていた方法なので、ご存じの方も多いのでは。

NEAT(ニート)とは、日常生活の消費エネルギーのことです。

たとえば、通勤時に一つ手前の駅で降りて歩く、階段で上り下りするなど日常生活の運動量を意図的に増やすことで、運動習慣がない人でも睡眠の質の改善に効果が出てきます。

「照明の明かりを落とす」「瞑想」「読書」も眠気を誘う方法の中でも、効果抜群のものばかり。

「寝ても疲れがとれない」「すっきりと目覚めたい」という方にもおすすめです。

 

よくあるメンズ頭皮ケアの気になる疑問

 

①:スカルプシャンプーを使うメリットとは

スカルプシャンプーを使うことで、清潔で健康な頭皮環境を保つことができます。

  • 頭皮、毛髪を清浄にする
  • 香りにより毛髪、頭皮の不快臭を抑える
  • 頭皮、毛髪をすこやかに保つ
  • 毛髪にはり、こしを与える
  • フケ、カユミを抑える

皮脂や汚れが十分に落としきれていなかったり、バリア機能が低下していたりすると育毛面ではマイナスに。

特に男性は女性と比べて皮脂量が多く、スタイリング剤を使う割合も多いため、頭皮環境は過酷な状況にあります。

髪が育ちやすい頭皮環境に整えるためにも、スカルプシャンプーはとても有効なのです。

スカルプシャンプーで薄毛の改善は困難ですが、頭皮環境が整うことで発毛しやすくなる可能性は十分にあるので、日々のケアを心がけましょう。

 

②:洗浄力が強いシャンプーで髪を洗うと抜け毛は増えるのか

シャンプーが原因で髪が抜けることはありません。

ですが、自分の頭皮環境に合っていないシャンプーを使うことで頭皮環境が悪化し、抜け毛が増える可能性もあります。

乾燥肌の人はアミノ酸系シャンプーを、皮脂が多いと感じる人はそれなりに洗浄力があるシャンプーを使うなど自分が心地よく使えるものを選ぶことが重要。

シャンプーで抜け毛が増えることはないですが、洗浄の過不足で頭皮環境が悪化し、抜け毛を助長する場合はあるので、自分の頭皮環境に合うお気に入りのシャンプーを見つけるといいでしょう。

 

③:育毛剤は本当に使う価値があるのか

使う価値は十分にあります。

誤解している方がいるかもしれませんが、育毛剤はあくまで今ある毛髪を維持するためものであり、新しい髪を生やすものではありません

薄毛が進行していない方や、抜け毛を防ぎたい方などにはおすすめ。

 

④:ワックスやスタイリング剤が髪によくないのか

スタイリング剤そのものが悪いわけではありませんが、洗い残しがないようにする必要はあります。

メンズ向けのスタイリング剤は、がっちりホールドするものが多く、アミノ酸系などの洗浄力が弱いシャンプーでは落としきれません。

刺激性ばかり気にするのではなく、自分のライフスタイルに合ったシャンプー選びましょう。

ヘアワックスやスタイリング剤は一定基準の安全性が担保されており、邪険にする必要はありませんが、毛髪に残らないようにしっかりと落とすことを心がけるといいでしょう。

 

⑤:とにかく薄毛になりたくない

薄毛の発症年齢は個人差があり、早い方だと15~25歳くらいで発症するケースも。

薄毛はとにかく先手を打つことが大切。こんな心当たりがある方は、薄毛が始まるサインかも。

  • 頭皮が固くなった
  • 髪の毛にハリやコシがなくなってきた
  • かゆみやフケが増えた
  • 抜け毛の中に短い毛が多い

「自分が薄毛」という現実は、受け入れ難いことかもしれません。

ですが、問題を先送りにしても何の解決にもなりません。

男性の薄毛は、遺伝や男性ホルモンの影響が大きいと言われていますが、背景に病気が隠れている可能性も。

つまり、髪が抜ける原因によって対策方法も変わってくるということです。

「薄毛=AGA(男性型脱毛症)」と決めつけるのではなく、まずはクリニックを受診するのがおすすめ。

 

薄毛の原因だけでも知りたいという方は、初診無料のクリニックがおすすめ。

セカンドオピニオンを活用するとさらに◎ 自分が信頼できると思うクリニックを選ぶといいでしょう



まとめ:頭皮ケアを制するものが髪を制す

話のまとめ。

  • メンズこそ日々の頭皮ケアが重要!
  • 頭皮ケアは多角的にアプローチすべし
  • 正しい頭皮ケアが5年後の自分を変える

何となくしているシャンプーや育毛剤頭皮マッサージ、食生活……ルーティン化しているからこそ、今一度振り返ってみることが何より重要。

マイナス面を改善して抜け毛のリスクを一つでも除去していくことが最強の育毛の近道です。

見た目年齢が若い男性の習慣

実年齢よりも若く見える人は多くいます。外見が若い人は、気持ちも若くポジティブ思考な場合も多く、羨ましく感じる人も多いはずです。

第一印象においても、フレッシュな外見は有利に働きますから人間関係や恋愛でも大きなアドバンテージになるでしょう。

具体的に「見た目が若い人」と「老けて見える人」は何が違うのか。

男性に特化した見た目年齢が若い人の特徴や習慣について解説します。

 



 

目次

  • 1 「若見え」は難しくない
  • 2 「見た目が若い人」と「老けて見られる人」の違い
  • 3 実年齢よりも若く見られる3つの習慣
    • 3.1 生活習慣の見直し
    • 3.2 “肌ファースト”のスキンケア
    • 3.3 紫外線を制するものは「若見え」を制す
  • 4 まとめ:「若見え」は簡単!できることからはじめよう

「若見え」は難しくない

 

自分は老け顔だからと諦めてしまう人も多いですが、実年齢よりも若く見られることは難しくはないのです。

本質的なことをいうと、見た目年齢というのは日常のちょっとした意識を変えるだけで驚くほど変化し、輝きはじめます。

「見た目が若い人」と「老けて見られる人」の違い

 

実年齢よりも若く見られる人の共通点として、顔が若いということがあります。

顔は視線が一番集中しやすく、良くも悪くも第一印象の決め手になりやすいパーツです。

人の印象は一度決まると、その印象を裏づける部分ばかりに目がいくようになってしまいます。ある人に対して「だらしない」という印象を持ったとしましょう。するとその後はどんな言動をしても「やっぱりだらしない人だ」と思う部分が際立って見えてしまうものなのです。

発想を逆転させると「老け・老い」を感じやすい部分が若々しければ、実年齢よりも若く見られることができるのです。

具体的にどの部分に年齢は現れやすいか。

  • 肌:くすみ、たるみ
  • 目元:シワ、たるみ、くま
  • 毛髪:ハリ、コシ、毛量

肌は清潔感を感じやすい部分でもあり、顔全体の印象を左右する部分です。以前は日焼けした肌がモテていましたが、今は透明感のある肌に好感を抱く女性のほうが多いそうです。

目に関しては、会話するときに目を見て話す人は多いため、印象に残りやすいパーツです。

フサフサとした髪の毛にハリやコシがあるとないとでは、若々しさの印象が全く違ってきます。

老けて見られやすい「肌」「目元」「毛髪」というのは、日常の意識を少し変えるだけで驚くほど若返ってきます。

今まで何も手入れをしてこなかった人ほど若返りのチャンスなのです。

 

 

実年齢よりも若く見られる習慣

 

見た目年齢を若く保つためには、自分のライフスタイルの中で老化を促進させる習慣がないか振り返ることから。

アンチエイジングと聞くと、我慢しなきゃいけないイメージがありますが、

若さの秘訣を聞くと9割以上は「我慢せず、自分ができる範囲のことしかやらない」ことだといいます。

 

 

人間の脳は、頑張ることに向かない構造です。

「気分がいいから15分くらい散歩しようかな」くらいの軽い気持ちで、できることからやってみると意外に長続きできます。

実年齢よりも若く見られるためには、どんなことを改善してけばいいのか。

生活習慣の見直し

まず簡単できるのが、生活習慣の改善。

「皮膚は内面を映す鏡」といわれており、内蔵と皮膚はとても深い関係にあります。

内蔵を老化させない生活習慣を送ることが外見力アップの近道といっても過言ではありません。

ですが、いきなり生活習慣をがらりと変えようとしてもまず長続きしないので、まずは自分ができる範囲で改善してみましょう。

  • 階段で上り下りする
  • 揚げ物を食べる頻度を減らす
  • 完食を低カロリーのものに差し替える
  • 寝る前のスマホを控える

これだけでも十分。ハードルを低くすることで最初は意識してやっていたことが顔を洗ったり、歯を磨いたりするくらい当たり前になります。

肌はとても正直なので、少しの努力でも見違えるほど変わるはず。

“肌ファースト”のスキンケア

見た目年齢において、外からダイレクトに働きかけるスキンケアはとても重要。

生活習慣の改善は効果を実感できるようになるまで時間はかかりますが、スキンケアはその日から肌の変化を感じることができるので、実践してみましょう。

ただスキンケアの場合、効率よく効果を得るためにはちょっとしたコツが必要になってきます。

皮膚科学の観点から、「これだけは外せない4つのポイント」があります。

  • 脱ゴシゴシ洗顔
  • 肌に負担をかけないシェービング
  • 正しい保湿

肌は擦るほどボロボロに

顔の皮膚はとても繊細なので、強い力が加わるとたるみやシワの原因になります。

男性の場合、「ゴシゴシ擦って洗うのが気持ちいい」「ちゃんと洗えてる気がする」と思う人も多く、無意識にゴシゴシ洗いをしている人は多いのでは。

そこでおすすめするのが「泡」で洗うこと。洗顔料は泡立てることで洗浄力が増し、力を入れなくても汚れがスルスルと落ちていくのです。

 

 

泡を転がすようにして洗うことで摩擦が減り、肌へのダメージを最小限に抑えることができます。

最近の男性向け洗顔料は簡単に泡立てられるものも多く、「今まで泡立てたことなんてない」という方でも大丈夫。どうしても泡立てるのが面倒な場合は、最初から泡で出るポンプタイプも。

ゴシゴシ洗いをやめるだけで肌がかなり変わるので、ぜひやってみてはいかがでしょうか。

カミソリ負けしないシェービング

あなたはカミソリ負けしている肌を見ると「痛々しい」「清潔感があるとはいえない」などネガティブな印象を持つのでは。

とはいえ、「青ヒゲを目立たなくしたい」「夕方になるとヒゲが目立つ」という葛藤から、つい力を入れて剃ってしまう男性も多いでしょう。

 

毛の流れに逆らって剃る「逆剃り」はカミソリ負けを引き起こす原因に。

そんなカミソリ負けに悩んでいる方は、以下の方法で剃ってみては。

  • 専用シェービング剤を使う
  • 力を入れずに優しく押し当てる
  • 手はゆっくり動かし最短回数で剃る
  • 毛が生えている方に向かって剃る
  • シェービング後は必ず保湿する

基本的に電気シェーバーも、T字カミソリも剃り方は同じ。

 

上記の方法でも肌あれを繰り返してしまうという人は、医療脱毛を検討するのもいいでしょう。

初期費用はかかりますが、ヒゲ剃りに費やす労力と時間、替刃などの消耗品を半永久的に買うことを考えると実は大差はあまりないのです。

乾燥は肌の大敵

男性の肌は女性の肌に比べて、皮脂が2~3倍多く、水分量が1/2~1/3程度しかないといわれます。

さらに水分を保持しづらい方も多く、「テカったり、ベタつくのにカサつく」という矛盾した悩みが起こりやすいです。

あくまで僕の経験の話ですが、一番手っ取り早い解決策は「男性向け化粧品で保湿する」こと。

 

男性向けの化粧品は、男性の好みや肌に合うように作られているので、心地よく使えて効果も感じやすいというものがあります。

メンズコスメは1本でスキンケアが完結するオールインワンタイプのものも多く、スキンケア初心者や時短したい方にもおすすめ。

紫外線を制するものは「若見え」を制す

米国皮膚科学会では、老化の約80%が紫外線によるものだと考えられています(光老化というそうです)。

紫外線を浴びると活性酸素が発生し、その活性酸素が細胞にダメージに与えたり、老化させることで10年後、20年後にシミやシワ、たるみの原因になります。

つまり紫外線対策こそ、見た目の若さを保つ基本とも言えます。もっとも簡単かつ効果的なUV対策が、日焼け止めを塗るということ。

 

紫外線を浴びてもすぐにどうなるわけでもないため、紫外線に対する意識が低い方も多いですが、今から対策をしておくことで色んな皮膚疾患の予防にもつながってきます。

「日焼け止めこそ最強のアンチエイジング」です。

 


 

 

まとめ:「若見え」は簡単!できることからはじめよう

話のまとめ

  • 見た目の若返りは難しくない
  • 若く見られたいなら第一印象を変えよう
  • 「肌」「目元」「毛髪」は特に年齢が出やすい
  • 生活習慣の改善が「若見え」を作る
  • 肌に優しいスキンケアを心がけよう

自分の見た目に自信が持てるようになると物事の考え方が変わり、人間関係も変わり、人生が変わってきます。

 

10年後、20年後にイケオジになれるかは今からが勝負。今日から正しい手入れをはじめてみてはいかがでしょうか。

ホットタオルの作り方とプロおすすめの使い方

今回は、肌悩みの解消やひげ剃りのときに役に立つホットタオルの作り方をご紹介。

 

床屋へ行くと必ず出てくるホットタオル。絶妙に調整された温度のタオルが顔に触れた瞬間、思わずホッとする心地よさがあります。

“あのホットタオル”は家に電子レンジさえあれば簡単でも簡単につくることができます。

さらに毛穴悩みや疲れ目のケア、シェービングなどさまざまな活用方法があります

簡単なホットタオルの作り方からおすすめの使い方をわかりやすく解説。

目次

  • 1 【簡単】プロが教えるホットタオルの作り方
    • 1.1 作り方①:タオルを水で湿らせ軽く絞る
    • 1.2 作り方②:チャック付きの袋にタオルと水20ccを入れる
    • 1.3 作り方③:袋ごと電子レンジに入れて60秒温める
  • 2 ホットタオルで期待できる効果【メンズもメリット大】
    • 2.1 毛穴汚れが落ちやすくなる
    • 2.2 カミソリ負け防止になる
    • 2.3 顔のむくみ解消になる
    • 2.4 疲れ目にも効果的
    • 2.5 心身のリラックスができる
  • 3 ホットタオルの効果的な使い方
    • 3.1 ホットタオル活用術①:アロマオイルでリラックス効果アップ
    • 3.2 ホットタオル活用術②:乾燥も撃退できるリップパック
  • 4 ホットタオルをつくるときの注意点
    • 4.1 タオル生地は綿100%のみ
    • 4.2 乾いたタオルをレンジに入れない
    • 4.3 レンジの中を掃除してから使う
    • 4.4 電子レンジ対応の袋を使う
  • 5 まとめ:ホットタオルで肌も心もリフレッシュしよう

【簡単】ホットタオルの作り方

 

用意するものは、適度な大きさのタオルとジップロックのようなチャック付きの袋(電子レンジ対応のもの)だけ。

タオルはすぐ冷めるのを防ぐため、厚手のものを。新しいタオルは毛羽落ちや糸くずが出やすいので、使い慣らしたものがいいでしょう。

基本的なホットタオルの作り方は以下のとおり。

  • タオルを水で湿らせ軽く絞る
  • チャック付きの袋にタオルと水20ccを入れる
  • 袋ごとタオルを電子レンジに入れて60秒温める

とても簡単です。それぞれ注意すべきポイントを解説します。

作り方①:タオルを水で湿らせ軽く絞る

タオル全体をまんべんなく冷水または少し冷たく感じるくらいぬるま湯で湿らせる。

化学繊維のタオルを電子レンジにかけると引火する場合があるので、必ず綿100%のもの使用するように。

湿らせたタオルは、水が滴らない適度に軽く絞る。絞りすぎるとタオルが温まりにくくなるので、十分な水気を残すのがポイント。

 

作り方②:チャック付きの袋にタオルと水20ccを入れる

チャック付きの袋に水20cc、タオルの順番で入れて口を軽く閉じる。袋を完全に密閉してしまうと、電子レンジで温めたときに暴発する恐れがあるので注意するように。

袋に水を入れることで、床屋のホットタオルのようにふわっとした仕上がりになります。

袋は必ず電子レンジに対応しているかを確認してから使うように。

 

作り方③:袋ごと電子レンジに入れて60秒温める

温める時間は電子レンジのワット数にもよるのですが、500Wならだいたい60秒

もし、タオルがぬるく感じたらもうプラス10~20秒温めて調整し、触れてみて少し熱いかな?くらいの温度になっていればOK。

やけどに注意しながらタオルを広げ、軽く冷ましてから使うようにしましょう。

ホットタオルで期待できる効果【メンズもメリット大】

ホットタオルは床屋でヒゲ剃りのときに出てくるイメージがあると思いますが、実際にどんな効果があるのでしょうか。

実は、メンズに嬉しいメリットがたくさんなのです。

毛穴汚れが落ちやすくなる

ホットタオルを使うと熱によって毛穴が開きやすくなり、汚れを落としやすい状態にできます。

汚れを無理に除去すると炎症の原因になったり、肌を傷つけたりする場合があるというのはご存知の方も多いのでは。

キメがあらく、皮脂分泌量が多いため毛穴が目立ちやすい男性の肌にこそおすすめの手段といえるでしょう。

カミソリ負け防止になる

ヒゲは水分を含むと30~40%膨張し柔らかくなるため、ホットタオルを使うことでスムーズなシェービングができます。

そもそもカミソリ負けが起きる原因は、何度も同じ部位を往復して剃ることや、硬いヒゲが刃に引っかかり、肌が引っ張られることで炎症が起きます。

ヒゲは黄銅線と同じくらいの硬さといわれているため、柔らかくして剃ることで肌への負担が少なくなり、カミソリ負けもしにくくなります。

乾燥の影響でカミソリ負けしやすい冬場はおすすめ。

顔のむくみ解消になる

お酒を飲みすぎた翌日は顔がむくんでしまいます。誰にも見られたくないなという方も多いのでは。

そんなむくみ解消にもホットタオルが大活躍。

顔がむくむとヒゲが皮膚に埋もれて深剃りしにくくなるので、朝のホットタオルはメンズにとってまさに一石二鳥

疲れ目にも効果的

ホットタオルで温めることで目の筋肉の緊張をほぐれて、眼疲労の軽減にも効果的。

パソコンにスマホ、テレビなど我々の目は想像以上に酷使されていますので、悪化すると自律神経が乱れて、さまざまなカラダの不調につながる場合も。

一日の終わりにホットタオルで目を休めるようにしてから寝付きも良くなるのでおすすめ。

心身のリラックスができる

疲れ目のケアに重なる部分もあるのですが、ホットタオルを顔に乗せるとまるで魔法のように全身の力が抜けてホッとできます

力が抜けるということは、裏を返せば常に無意識に筋肉が緊張状態にあり、カラダが力んでいたともいえるわけですから、心も体もリフレッシュできるホットタオルは、現代人の必須ツールといっても過言ではありませんね。

 



 

ホットタオルの効果的な使い方

 

ここからは、メンズにおすすめのホットタオルの使い方を2つご紹介。

ホットタオル活用術①:アロマオイルでリラックス効果アップ

作り方は先ほどの方法と同じ。電子レンジで温める前にチャック付きの袋の中に水とタオル、アロマオイルを1滴垂らす。

ホットタオルからいい香りが広がり、リラックス効果がアップします。

おすすめの精油はラベンダー。ストレスを和らげ心を落ち着かせてくれる優しい香りで、男性でも抵抗なく使えると思います。

数あるハーブの中でもラベンダーは信ぴょう性の高いエビデンスが多いことで知られます。

ホットタオル活用術②:乾燥も撃退できるリップパック

これは家にあるものだけで唇が簡単にぷるぷるになります。

手順は下記のとおりです。

  • ホットタオルを用意する
  • 唇にワセリンを塗り、ラップで唇を覆う
  • ラップの上からホットタオルを乗せる
  • タオルがぬるくなったら終了

タオルとラップをとると、唇が見違えるほどうるおっているはず。意外と女性が見ている部位でもあり、セクシーさを感じる人も少なくないです。

唇の皮がむけたり、カサつきに悩んだりしている方はぜひ一度試してみては。

ホットタオルをつくるときの注意点

簡単につくれるホットタオルですが、電子レンジを使うのでいくつか注意点も。

  • タオル生地は綿100%のみ
  • 乾いたタオルをレンジに入れない
  • レンジの中を掃除してから使う
  • 電子レンジ対応の袋を使う

タオル生地は綿100%のみ

タオルに化学繊維が含まれていると、レンジにかけたときに燃える可能性があるので、タオルは必ず綿100%のものを使用するようにしてください。

乾いたタオルをレンジに入れない

乾いたままのタオルをレンジにかけるのも火事の原因になりますが、水分を含んでいれば、燃えることはないので必ず水で湿らせてからレンジを使うようにしましょう。

レンジの中を掃除してから使う

電子レンジの中は油が残っていたりするため、意外と汚れています。タオルが燃える可能性もゼロではないので、軽く拭いてから使いましょう。

また、汚れたレンジのままでつくるとタオルににおいがついてしまい、気分も台無しになってしまいます。

電子レンジ対応の袋を使う

タオルを袋に入れるのは、引火を防止する意味合いもあるので、必ず耐熱対応しているかを確認しましょう。

袋がない場合は、ラップで代用してもオッケーです。

まとめ:ホットタオルで肌も心もリフレッシュしよう

ホットタオルは簡単につくれるうえに、毛穴ケアやシェービング、眼疲労など美容効果やリフレッシュ効果が期待できるので、一日の終わりや、休日に自分メンテナンスとして使うのもおすすめ。ご紹介したリップパックと合わせてぜひ試してみては。

体臭がきつい男性の共通点7つと正しいケア方法

男のボディケアで重要な体臭の原因や正しいケア方法について解説。

「自分は大丈夫」と思っているかもしれませんが、自分のニオイは意外と気づかないもの。体臭がニオイやすい人にはいくつか共通点があることがわかってきています。

  自分の体臭が臭っていないか気になる

  • ニオイで周りに不快な思いをさせたくない
  • 初対面で嫌われたくない
  • 自分に自信をつけたい

こんな悩みを抱えている方はぜひ参考にしてみては。

 



目次

  • 1 「体臭がきつい人」になりやすい共通点7つ
    • 1.1 その①:顔がテカりやすい
    • 1.2 その②:暑がりで汗をかきやすい
    • 1.3 その③:肉や高脂肪の食事を頻繁に食べる
    • 1.4 その④:タバコを吸う
    • 1.5 その⑤:肥満気味である
    • 1.6 その⑥:便秘に悩んでいる
    • 1.7 その⑦:運動習慣がない
  • 2 体臭の原因は「汗」と「皮脂」にある
    • 2.1 汗にも種類がある
    • 2.2 皮脂が多い部位はニオイやすい
  • 3 「不快なニオイ」は第一印象を悪くする
  • 4 科学的に正しい体臭対策6つ
    • 4.1 対策①:こまめに汗を拭く
    • 4.2 対策②:デオドラント・制汗剤を持ち歩く
    • 4.3 対策③:体を丁寧に洗う
    • 4.4 対策④:機能性肌着を着る
    • 4.5 対策⑤:食生活を見直す
    • 4.6 対策⑥:適度な運動を心がける
  • 5 まとめ:体臭は他人事ではない!ニオイケアは思いやり

「体臭がきつい人」になりやすい共通点7つ

 

体臭は生理状態やライフスタイルなどによって変化しますので、以下に当てはまる方は、体臭が発生しやすい傾向にあるので注意が必要。

  • 顔がテカりやすい
  • 暑がりで汗をかきやすい
  • 肉や高脂肪の食事を頻繁に食べる
  • 喫煙者である
  • 肥満気味である
  • 便秘になりやすい
  • 運動習慣がない

 

その①:顔がテカりやすい

ニオイは汗や皮脂が常在菌に分解されることで発生。

Tゾーンは皮脂の分泌が多い上に男性の肌は、女性の肌と比べて皮脂分泌量が約2~3倍多いそうです。

男性の肌は皮膚が厚く、キメが粗くて毛穴が目立ちやすい傾向があり、肌触りもザラザラしがち。また、女性の肌に比べて皮脂の分泌量が2~3倍と多いですが、その一方で、保水力に関わる角層細胞面積が女性より少なく、水分蒸散量は2倍以上、肌の水分量は女性のわずか30~50%。

スキンケア習慣がない方は、知らずしらずのうちに顔が脂臭くなっているかもしれません。

その②:暑がりで汗をかきやすい

脇汗が多くて悩んでいる方は多いでしょう。

脇の下は他の部位と比べても閉塞的な空間で汗が蒸発しにくく、皮膚常在菌も多いので臭いやすい部位

汗を臭わせないためには、常在菌に分解される前に汗をこまめに拭くことが大切。

その③:肉や高脂肪の食事を頻繁に食べる

食事は体臭に影響を与える要因の一つ。

肉や高脂肪の食事に含まれる動物性のタンパク質や脂質は、分解されると加齢臭や皮脂臭のトリガーになるのです。

豆腐や納豆などの豆類、芽キャベツブロッコリーといった野菜には植物性タンパク質が多く含まれます。

一方に偏るのは良くないですが、バランスよく摂ることを心がけるといいでしょう。

その④:タバコを吸う

美容や健康面からいっても喫煙をしていて、いいことはなし。

そもそも汗は体温を調整するために発汗するのですが、タバコを吸うと体温調整中枢が刺激されてを発汗量が増えます。

発汗量が増えると雑菌も繁殖するので、臭いやすくなるというわけ。

タバコに含まれる有害物質が血液に溶け出し、体内にめぐることで体臭自体がタバコ臭くなるという報告も。

その⑤:肥満気味である

脂肪は体温を守る役割があるため、体の熱がこもりやすいのです。発汗量も増えますし、汗も蒸発しにくいので臭いやすいといえるでしょう。

かいたばかりの汗は無臭ですが、常在菌に分解されることでニオイが発生します。こまめに汗を拭くことが大切。

その⑥:便秘に悩んでいる

便秘で体臭が臭う原因は、悪玉菌の増加で腸内に有害物質を含んだガスが発生するからです。

腸内で発生したガスは、腸壁から吸収されて血液に溶け出して体をめぐり、その結果体臭や口臭としてニオイの原因になるのです。

長時間のデスクワークや日々のストレス、運動量の低下など男性でも便秘になるリスクは十分にあるので注意が必要。

その⑦:運動習慣がない

運動習慣がないと汗腺機能が低下するため、体臭がきつくなりやすい。

とはいえ、運動習慣がない人がいきなりジムに通ったり、ジョギングをはじめてもまず続かないでしょう。

家事や通勤など日常生活の中で生じる運動量を増やすのがおすすめ

階段で上り下りをする、一駅分多く歩くなど自分ができる範囲のことをやるだけでも変化は出てきます。

汗腺を鍛えてサラサラとした「いい汗」をかくことが、体臭を防ぐ秘訣です。

 

体臭の原因は「汗」と「皮脂」にある

 

ここからは、体臭が発生する原因について解説。

結論からいうと、体臭のもととなるのは体から分泌される「汗」「皮脂」そして「皮膚常在菌」。

不快なニオイは、汗や皮脂が古い角質と混ざり合うことで皮膚常在菌に分解されることでニオイが発生してきます。

汗にも種類がある

汗を分泌する汗腺には、「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2つ。

アポクリン腺:耳の裏や脇の下などごく一部に存在しており、アポクリン腺から分泌される汗は本来無臭ですが、常在菌の分解によってニオイが発生してきます。

エクリン腺:全身に存在する汗腺でエクリン腺から出る汗の99%は水分で、それ以外はほぼ塩分といわれていおり、ほとんどが無臭です。

汗腺には老廃物など不要な成分をろ過する機能があるのですが、発汗量が多いとろ過しきれずにニオイが発生しやすくなるのです。

皮脂が多い部位はニオイやすい

人間の体には、「脂漏部位」という皮脂の分泌が多い場所があり、皮脂が多いということは、臭うリスクも高いことになるので、清潔に保つことが大切。

 主な脂漏部位

  • 頭皮
  • Tゾーン
  • 耳のうしろから首
  • 脇の下
  • へそ
  • 背中

これらの部位は、加齢臭が発生しやすい部位。

加齢臭は皮脂腺から分泌される脂肪酸が酸化してノネナールという物質になることで、独特なニオイを発します。

体臭の原因は「汗」と「皮脂」なので体を清潔に保つことが一番の対策方法。

汗をかいたら速やかに拭く、体を丁寧に洗うなど適切なケアを。

 



「不快なニオイ」は第一印象を悪くする

 

自分の体臭はなかなか気づきにくいもの。だからこそ、「自分は大丈夫」と思っている人も少なくないかもしれませんね。

ですが、心理学の知見からいってもニオイに関する記憶は残りやすく、第一印象に大きな影響を与えるので日頃からケアはしておくべき。

ここで一つ、日用品などで有名なP&Gが2014年に行った第一印象に関する調査をご紹介。

 20~40代の会社員600人を対象

  職場で初対面の人に対しどのような要素が第一印象の形成に影響を与えるかを調査

 男性は「礼儀正しさ・ビジネスマナー」を最重要視すると回答

 女性はニオイなどを含めた「清潔感」や「身だしなみ」を最重要視すると回答

この調査で男性のニオイに対する意識は、3割程度であることもわかりました。

人の第一印象は一度決まると、それを裏付ける箇所ばかりに意識が向くようになり、ニオイの情報は脳に伝達されるので記憶に残りやすいです。

どんなに身なりを整えて礼儀正しくいても女性相手の場合、ニオイで失敗すると第一印象はマイナスに働きます。

体臭は誰にでもあるものと認識し、日頃からケアをしておくことが大切。

 

科学的に正しい体臭対策6つ

 

具体的にどうすればニオイのリスクを減らせるのか。

体臭がきつくなりやすい共通点、体臭の原因から科学的に正しいニオイ対策をご紹介。

 

対策①:こまめに汗を拭く

かいた直後の汗は無臭なので、臭う前にこまめにタオルなどで拭き取るのがポイント。

よく汗をかくという方は、少し大きめのタオルを持ち歩くようにしましょう。

使ったタオルにニオイが染み付かないように速やかに洗うことも重要。

対策②:デオドラント・制汗剤を持ち歩く

「こまめに汗を拭くのは面倒……」という方は、携帯しやすいデオドラント・制汗剤をカバンの中に1つ入れておきましょう。

デオドラントの役割は、「制汗」「抗菌」「消臭」「マスキング」の4つ。。

  • 制汗:汗を出にくくする
  • 抗菌:皮膚常在菌の繁殖を抑制する
  • 消臭:発生した体臭をニオイを抑える
  • マスキング:悪臭を別のニオイで包み隠す

1つで全て担えるものもありますし、制汗と抗菌に特化したものも。自分に合ったデオドラントを選んでみてください。

男性の場合、「汗をかきやすい」「なるべくかさばるものは持ちたくない」という方が多いと思うので、シートタイプがおすすめ。

肌に直接塗るロールオンタイプや、スティックタイプは小さい上に防臭・消臭効果に優れます。

対策③:体を丁寧に洗う

耳の後ろから首にかけてや、脇の下は皮脂が多い「脂漏部位」とされており、ニオイやすい部位です。男性は今まで以上に丁寧に洗うことが重要。

また、洗うときは以下のポイントを抑えておくとニオイにくくなるでしょう。

ボディソープは男性向けのものを使う

男性向けのボディソープは、皮脂が多い男性のために洗浄力がコントロールされているので、

「洗浄力が優しい=肌に優しい」というイメージがあるかもしれませんが、洗浄力が弱すぎると洗い残しの原因になり、かえってニオイやすくなるので注意が必要です。

体は「手洗い」が基本

かたいボディタオルでゴシゴシ擦りすぎてしまうと、肌が乾燥する原因に。

ボディソープを泡立てて、手で洗うだけでも汚れは十分に落ちますので、こすりすぎず、“適度洗い”ができる手は理にかなった方法です。

どうしてもボディタオルで体を洗わないと気持ち悪いという方は、週1~2回までにとどめるといいでしょう。

背中はやわらかいボディタオルで

手が届きにくい背中などは、綿や麻といったやわらかい素材のボディタオルで洗うのがおすすめ

特に背中は洗い残しが目立つ部位なので、ニキビやブツブツができやすいのでまんべんなく丁寧に洗うこと心がけましょう。

対策④:機能性肌着を着る

体臭対策は、肌着が吸収した汗から臭うことも考慮しましょう。

コットンなどの天然繊維素材は吸収性に優れているがゆえにベタつきやすく、乾きにくいので特に汗っかきの方は控えた方がいいでしょう。

対策⑤:食生活を見直す

お肉や揚げ物、背脂たっぷりのラーメンなど高脂肪の食事が多い方は、体臭がきつくなりやすいので要注意。

食生活を改善したら奥さんや彼女からニオイを指摘されなくなったという話は多いです。

自分のできる範囲で少しずつ改善していくと、体は正直なので必ず変化は現れてきます。

対策⑥:適度な運動を心がける

皮膚科学の世界では、体臭がきつくなりやすい要因の一つとして「汗腺機能の低下」があります。

簡単に説明すると、運動不足の方は汗腺機能が低下しやすく、ベタベタとした“臭いやすい汗”をかきやすいのです。

ベタベタの悪い汗になる原因は、汗腺が正しく機能していないためで、汗腺は比較的新しい器官なので使わなければすぐに機能が衰えていきます。日頃からエアコンのきいた室内でばかり過ごしていたり、運動不足などで汗をかく機会が減れば、汗腺の機能も低下しやすくなってきます。

とはいえ、ジムに通ったり、ジョギングを始めたりするのはハードルが高いので

  • 階段で上り下りをする
  • 1つ手前の駅で降りて歩く
  • 「ながら運動」をする

など、日常生活の中で少し工夫するだけでも運動不足解消につながってきます。

ポイントは、少し頑張ればできる程度に設定すること。ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

まとめ:体臭は他人事ではない!ニオイケアは思いやり

内容のまとめ

  • 体臭は誰にでも起こり得る問題である
  • 生理状態や生活習慣によって体臭は変化する
  • 臭わせないためには「汗」と「皮脂」をマネジメントしよう

体臭はとてもデリケートな問題なので、よほど親しい間柄でないと指摘しにくいです。

自分の家のニオイは無臭だと思っていても、他人の家のニオイは感じやすいのと同じで、自分の体臭は気づきにくいもの。

「自分は大丈夫」と過信せず、他者への気遣いだと思ってこまめにケアを心がるといいでしょう。