◉グルタミンを摂取してあらゆる不調・ストレスから身体を守れ！

日頃から筋トレしていると、体調が優れなかったり風邪を引きやすくなったり、筋肉以外でのトラブルが増えてきたという人も多いはず。

そこでプロテインと同じくらいオススメしたいグルタミン。

不調やストレスから身体を守ってくれる心強いアミノ酸、グルタミンについて解説していきます。

◯グルタミンはストレスを受けると消費されるアミノ酸

グルタミンはたんぱく質を構成している非必須アミノ酸の一つで、その中でも60～70%と大半の割合を占めています。

体内のグルタミンは主に筋肉・血液中に蓄えられており、運動後の疲労や体調不良など、体に強いストレスがかかるとグルタミンは大量に消費されます。

そのグルタミンが消費されることで内臓などの機能を正常に保とうとしたり、また傷の修復機能に割り当てられたりとあらゆる場面で使われます。

◯グルタミンの効果

筋トレなどで身体に強いストレスがかかると、グルタミンが消費され筋肉の分解が始まります。

そして筋肉中のグルタミンが不足→本来筋肉を合成するためのグルタミンまで消費される→筋肉の成長どころか維持するのも難しい状況になります。

グルタミンを体外から摂取して筋中のグルタミンの消耗を抑え、筋肉の分解抑制にもなります。

また、グルタミンを摂取することで運動時のグリコーゲンの回復が早くなり、筋肉痛の軽減・疲労回復促進の効果が期待できます。

◯腸内環境改善・免疫力向上

グルタミンは腸内環境を良い状態に保ってくれている腸内細菌のエサの役割もしており、栄養を吸収している小腸を正しく機能させるためには非常に重要です。

グルタミンが不足し腸が弱ると、ウイルスの侵入を許し体調を崩しやすくなります。

腸内へグルタミンを十分に供給し、細菌やウイルスの侵入を防ぐ機能が向上、免疫力向上につながります。

また、グルタミンは肉体的疲労だけでなく精神的疲労によってダメージを受けた胃腸の機能維持にも期待できます。

◯グルタミンの摂取量、タイミング

筋トレ直後と寝る前がオススメ

グルタミンは疲労感のある筋トレ直後の摂取がオススメです。

そして激しい運動によりグルタミンが大量消費されているタイミングで摂取することで、筋肉の分解を抑えて合成を手助けしてくれます。

また、風邪を引いている際は寝る前の追加摂取がオススメです。

寝る前にグルタミンを摂取することで睡眠時の筋肉修復・合成や疲労回復の効果が期待できます。

◯効率良く摂取するならサプリメント

グルタミンは肉や魚、卵や大豆などに多く含まれますが熱や酸に弱いという弱点があるためサプリメントでの摂取が効率的です。

また同様の理由から、サプリメントから摂取する場合も熱い飲み物や果汁100%ジュースなど酸性の飲み物とは一緒に摂らないようにしましょう。

まとめ「グルタミンは筋力アップ・体調管理に必要不可欠」

「グルタミンを摂取すると風邪を全く引かなくなる！」と言われたりもしていますが、

実際のところ疲労感が溜まって体が不調を訴えることもあるし、風邪も引く時は引きます（汗）

そしてクレアチン等に比べ体感を得られにくいサプリメントでもあるため「グルタミンは飲んでも意味ない」と思う人も居ると思います。