ほとんどの人が人生のどこかで腰痛を感じている
ほとんどの人が人生のどこかで腰痛を感じているのではないかと思います。
そしてそれは、実は常に日本の欠勤理由の上位を占めているのをご存知でしょうか。腰痛それ自体は病気ではなく、1つの症状に過ぎませんが、腰痛の原因は、必ずしも正確にどこが悪いと判明させることが難しく、身体のどこかに異常がおきているということを示している場合も多々あります。
腰痛の原因としては、
悪い姿勢や物の無理な持ち上げによるものから、脊椎の損傷まで様々あります。重い荷物を持ち上げたり運んだりする人や、同じ場所に長時間腰かけて過ごすような人が比較的腰痛になりやすいようです。痛みはしばしばストレス、不安、抗うつ、人間関係のこじれ等によってさらに悪化する場合があります。
生活上の緊張やストレス等が、直接的に腰痛に関わる人がいます。
まず最初にいくつかの筋肉に緊張が起こり、
それに続いて、筋肉はたいてい何組もの部位が組み合わさって働いていますから、それが例えば背中の複雑に相互作用する筋肉システム全体を異常な状態にしたとします。これが脊髄から出ている神経を圧迫することによって、痛みが生じ、触ると痛い敏感な状態が広がっているという状況です。
腰の筋肉痛みは悪循環を起こします。痛みを感じることで筋肉がさらに緊張し、状況をさらにどんどん悪化させます。
漸進的リラクゼーション
催眠療法は特定の筋肉をターゲットにして、それをリラックスさせるための暗示を与えることによって治療を行います。クライアントは漸進的筋弛緩法の練習を通じて背中の筋肉を自ら促進することがで可能とになります。またそれは腰に加えられている力をコントロールするのにも役立つと言われています。
痛みが慢性的になった場合は、催眠麻酔などの方法を用いてそれをコントロールします。多くの人が腰痛に対する催眠療法は、指圧師、整体師、あるいは理学療法士に治療と組み合わせて活用すると最も効果的であると考えています。